最終更新 2007.12.17
屋根下地材について熊本は梅雨時期は雨量が多くまた、台風の上陸も多く屋根材を検討した結果・金属(ガルバ金属鋼鈑横葺きの材)で屋根デザインを検討しました。
その後、その下地材(シ-ト)の話になり⇒アスファルトルーフィングでと話が進みました・・・ここで疑問です
1)屋根材が鉄板という事は熱が伝わりやすくましてやアスファルトルーフィングであれば熱により表面が軟化し金属屋根に密着してしまうと考えられますがいかがなものでしょうか?また、不具合はないのでしょうか?
そこから話が進まず自分で調べることに⇒結果ガラス繊維系の(タイベック製屋根下地材)下地材も商品>として販売されており・・・・実際コストを考えなければどちらを選択した方が良いですか??
タイベック製屋根下地材の特性を読んでみると・・・・湿気を吸収せず室内の湿気を外へ出すとの説明内容です。ですがその場合、金属屋根裏地に小屋裏の湿気が入り込み結露現象が発生するものか・・・考えがまとまらず質問させていただきました。・・・以上よろしく御願いします。
「(1)屋根材が鉄板という事は熱が伝わりやすくましてやアスファルトルーフィングであれば熱により表面が軟化し金属屋根に密着してしまうと考えられますがいかがなものでしょうか?また、不具合はないのでしょうか?」
という話は、あまり聞いた事の無い話だったので工務店の方に聞いてみたところ、「ゴムアスファルトシート」の防水の場合に軟化する事があるとらしいと返事を頂ましたが、金属屋根に密着して問題が発生したという話は耳にしたことが今のところ無いそうです。
金属屋根では、緩勾配の屋根の場合アスファルトルーフィングの代わりにゴムアスファルトシートを利用しシート防水下地とする事がよくあります。アスファルトルーフィングの場合はアスファルトを浸み込ませた紙ですから熱でどうこうという話は今のところ耳にしていません。
金属屋根の場合によく問題になるのは、雨音の問題と、屋根の熱が容易に室内(小屋裏)に伝わるといった問題です。雨音に関してはかなり大きな音がします。
対策としては、屋根の木下地を2重にしたり、断熱吸音材を挟んだり、重量のある木毛セメント板等で屋根下地を施工したりなどいろいろです。
熱の問題に関しては、金属屋根の場合、小屋裏の温度は屋根面の温度上昇に伴い比較的早く温まり、夜になると比較的早く冷めます。瓦の場合では、瓦の温まりにくく冷めにくい性質から、屋根面の温度上昇が伝わりにくい反面、夜になっても屋根面の温度が下がりにくく、いつまでも小屋裏内部の空気が冷めない為、部屋が暑いといった事がおきます。
いずれの場合でも屋根下の部屋の天井面で断熱を行い小屋裏の換気を十分に確保する事である程度防ぐことができます。また、小屋裏の換気を十分行えば小屋裏内の湿気も速やかに外気と同程度になるはずです。
ですので、無理に屋根下地から湿気を排出することは考えなくてもよいと思います。
尚、金属屋根材は他の屋根材に比べ耐候性が低いので定期的なメンテナンスがとても重要です。
地盤と基礎の話 -気になる家の話題-
地盤と基礎は文字通り建物の性能・安全性の基本です。土地選びの段階では専門家に相談する機会は案外少ない場合が多くある程度の知識は身につけておきましょう・・・・
設計事務所の使い方 -気になる家の話題-
家創りを考えたとき、相談相手としてまず思い浮かぶのは、ハウスメーカーや工務店でしょうか。建築設計事務所に依頼すると言う選択肢は知ってるけど・・・・
欠陥住宅と工事監理 -気になる家の話題-
相変わらず「欠陥住宅」の話がTV等で紹介されています。たいていは「悪徳建築業者」にスポットが当てられそれを建築の専門家として設計士がバサ・・・・
Q_001 FRP防水の話
現在家を新築中で、ベランダの防水をFRPでやったのですが、その上にモルタルを流すかどうか迷っています・・・・
Q_003 コンクリートの施工不良
ちょうど基礎のコンクリートを打ち終わったところです。型枠がはずされた所を見ると、すが入ったように穴があいているところがあちらこちらにあります・・・・
Q_004 ルーフィングの施工
屋根のルーフィングについてお聞きします。 雨が降ったりしていて濡れていても施工できるのですか?・・・・
Q_005 ルーフィングの役割
先日大雨がふり2階に上ったところアスファルトルーフィングが貼ってあるにも関わらず数箇所雨が垂れていました・・・・
Q_009 床下換気口の話
木造ベタ基礎で施工する場合、強制換気すると効果的という実験結果を雑誌で見ましたが、強制換気はどのように取り付けるのでしょうか。・・・・
Q_010 防水シートの話
ちょうど防水シートを一面に貼った状態だったのですが、ちょっと破れている箇所を見つけたので、業者に連絡したところ、下記のような回答を頂きました。・・・・
Q_021 間知ブロック積み擁壁の補修
造成して約30年、間知ブロック積の一部が不等沈下によると思われるクラック(縦方向に約1cm)が3本ほどあり、このままでは大きな地震等で崩壊しないか心配・・・・
Q_024 軸組構法の土台の継手
土台の継手の箇所に管柱を立てても、継手が壊れるなど強度面での問題はありませんか?公庫の仕様書に「継手は木造の最大の弱点となる」と書かれています・・・・
Q_029 鉄筋コンクリート基礎のかぶり厚さ その1
現在上棟まで進みましたが、フック付きのたて筋の為、基礎立ち上がりのかぶりが3センチか場所によっては3センチ未満の状態がありまして・・・
Q_030 鉄筋コンクリート基礎のかぶり厚さ その2
補修は基礎の外回りからということですが内側の鉄筋は中性化してもさびにくいのでしょうか。しろうと考えでは空気中の湿気でも・・・
Q_031 サイディング外壁の変色
外壁をリシン吹きつけと、サイディングの2種類で設計士さんにお願いしたのですが、サイディングがすでに30センチ幅で、色が変色してしまっているのです。・・・
Q_034 金属屋根と防水下地
屋根材が鉄板という事は熱が伝わりやすくましてやアスファルトルーフィングであれば熱により表面が軟化し金属屋根に密着してしまうと考えられますが・・・
Q_035 基礎コンクリートの打ち継ぎ
フーチング基礎表面が硬化してから立ち上がり部のコンクリート打設をするのは、強度的に弱くなると素人の私は考えますが、実際のところ、期間がずれても・・・
Q_047 サヤ管ヘッダー方式の配管
木造在来で建築予定です給水給湯管工事でサヤカンヘッダー方式は漏れメンテ作業性とも優れているとの事で採用したいのですが・・・
Q_048 土台アンカーボルトの間隔
基礎コーナーの部分のアンカーボルトが基礎の上の部分で切り取られており、業者に聞いたところ誤ってつけてしまったので切り取ったと・・・