設計のプロセス解説 


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 5.基本設計内容の承認 

最終更新 2006.3.28

【 基本設計の承認とは 】

通常、建築設計業務では、業務進行の各段階で建て主さんの承認を取りながら設計を進めます。

設計士は建て主さんの承認を得るために、様々な資料や図面を提示し、その内容を十分に説明しながら業務を進める事により、各段階で建て主さんが十分に納得できるようにしなければなりません。

基本設計は計画の大枠を決定する業務ですから、基本設計の承認をする事は建物計画の大枠が決定し実施設計へと業務を進める準備が整った事を確認する意味があります。


【 基本設計の承認のながれ 】

基本設計内容の承認を頂き、建築士業務委託契約・実施設計へとすすみますが、敷地調査から早くて2ヶ月、場合によっては6ヶ月、1年近くが経過している事もあります。


【 建て主さんの段取り 】

基本設計で大体の建物の大枠が決まりますのでこの段階で時間を掛ける事は悪いことではありません。じっくり取り組みたいものです。

基本設計の承認以降、実施設計に進みますが実施設計では基本設計図を元に数多くの図面が作成される為、基本設計の承認後に計画に大きな計画変更を行うと図面を大量に書き直す事になる場合があり、このような場合には変更費用を設計料とは別に請求される事がありますので、基本設計の段階で計画内容を確認し、自分の希望が反映されているかを十分にチェックしておく事が重要です。


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