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　現場監理のプロセス解説　

トップページ > 家創りの手順解説 > 現場監理のプロセス解説 　[２２．断熱工事]

　２２．断熱工事　

最終更新　2003．10．30

【　断熱工事とは　】

建物の外壁・２階の天井・１階の床など、外部に面する部分に断熱材を施工します。また壁内での結露を防ぐために防湿層も施工します。

一般には、1階床下（２階が１階より張り出している場合は２階床下の外気に触れる部分）、１階外壁、１階小屋部分の天井、２階外壁、２階天井（小屋裏収納がある場合は小屋裏収納の壁、天井）、出窓等の張り出し部分等に設置します。

また、断熱材にはボード（板）状のもの、袋に綿状のガラス繊維を詰めた布団状のもの、現場で泡を吹付けて固めるもの等、多種多様な種類があり、使用箇所や目標とする断熱性能に応じて使い分けします。

また、土壁の壁土や屋根の葺き土は断熱材ではありませんが「土鍋」のように熱を蓄える効果があり室内環境の温度変化を穏やかにする効果がある程度期待できます。

【　現場チェックのツボ　】

断熱材の施工は隙間なくスッポリ建物を包むのが原則です、建物と断熱材との少しの隙間でも建物の断熱性能を著しく低下させる場合があり、手を抜いた断熱工事の場合、その影響が大きく出やすく、その影響は室内の壁の結露や、壁の内側での結露となって現れ建物の寿命を縮める場合があり、施工状況を確認する必要があります。

ボード状の断熱材の場合、断熱材の隙間にスプレー式の発泡ウレタン断熱材を充填して隙間を塞ぎ、マット状の断熱材の場合は、マット端部の重ねしろをキッチリ重ねあわせて施工します。

また、構造用の金物は熱橋となりやすく外部の冷気を伝える場合があり、寒冷地などの施工では発泡ウレタン等で断熱する場合もあります。

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関連リンク

【　断熱材メーカーリンク　】

旭化成建材　：　ポリエチレンフォーム　断熱材　（商品名：サニーライト等）

旭ファイバーグラス　：　住宅用　グラスウール　断熱材　（商品名：マットエース等）

アキレス　：　住宅用　　硬質ウレタンフォーム　・　現場発砲ウレタンフォーム

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