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　建物の被害につながった耐震上の欠点

[１．地震に弱い！？在来工法木造]
　├　１）屋根や壁が重い割には、壁量(耐力壁の量)が圧倒的に不足していた
　├　２）壁の配置バランスが悪い
　├　３）上下階の力の伝達が困難な建物立面形状
　├　４）接合部の緊結不良
　├　５）基礎の強度不足
　├　６）土台や柱の腐朽
　└　７）建物の一体性の欠如
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> 建物の被害につながった耐震上の欠点 / ５）　基礎の強度不足

　建物の被害につながった耐震上の欠点 （５）　

最終更新　2004．7．6

５）　基礎の強度不足

玉石基礎
無筋コンクリート基礎
コンクリートブロック造の基礎
鉄筋コンクリート造基礎の施工不良
玄関部や半島型等の分断された布基礎

↓

対　策

基礎は必ず鉄筋コンクリート造のベタ基礎又は布基礎とする。
地耐力が小さい時は鉄筋コンクリート造のベタ基礎又はフーチング幅を大きくとった布基礎とし、地盤改良工事を行う。
耐力壁の下には基礎の立ち上がりを必ず設け玄関や土間の下にも基礎を連続させる。
基礎の換気口のまわりは鉄筋を追加し補強する。
　

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