建物の被害につながった耐震上の欠点



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 建物の被害につながった耐震上の欠点 (7) 

最終更新 2004.7.6

7)建物の一体性の欠如

床面や屋根面の下地が小幅板であったため水平構面が剛では無い。
外壁下地の木ずりは合板に比べて一体性が低い。
1階店舗など耐力壁線で囲まれる空間が広い。
細かい凹凸の多い屋根や外壁の形状ほど不利。
胴差や梁の継手の位置が悪い。

対 策

大きな空間を避け、耐力壁線相互の間隔を小さくとる。
水平構面(屋根面、床面)は剛に固める。
 

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